特徴
膝の痛みは体全体でも多い部位です。
膝は荷重関節なので負担が掛かりやすい部位です。
膝の痛みの影響はスポーツ、仕事での繰り返す動作、歩き方などで筋・筋膜に負担を掛ける事により発症します。
若くて特に何もしていないのに、階段が辛い、立ち上がりが痛むといった場合も筋・筋膜が影響している可能性があります。
高齢者は変形性膝関節症が膝が痛む原因になる事が多いです。
スポーツ障害では、ジャンパー膝、膝蓋靭帯炎、腸脛靭帯炎、膝蓋下脂肪帯炎、前十字靭帯損傷、後十字靭帯損傷、内側側副靭帯損傷などがあります。
他にも、関節が弛緩している膝蓋骨不安定症があります。
症状
症状は疾患により様々です。
O脚気味の方や歩くときに、膝の外側に荷重がかかっている方は太ももの外側、膝の外側が硬くなっています。
X脚は逆に股関節や膝関節の内側が硬くなります。
大腿四頭筋が硬くなっている場合は膝の前側が痛みます。
硬さが取れないと正座で膝が突っ張ってしまったり、しゃがめなくなってしまいます。
痛む場所は動きが悪くなっていることが多いです。
施術方法
膝関節の周囲の大腿四頭筋、大腿筋膜張筋、ハムストリングをリリースする事が多いです。施術は動きの悪い筋・筋膜、膝以外の関節の股関節、足関節も見つけリリースを行います。
膝関節を曲げる時にひっかかりがある場合もそれをリリースいたします。
そうすると、痛みが軽減したり、可動域が増えます。
当院の整体は神経を介してリリースを行うソフトな方法です。
セルフケアとしても大腿四頭筋、ハムストリングのストレッチも大切です。しかしストレッチだけでは硬さは取りきれません。