
特徴
この疾患は早期に発見し、適切な指導を受けなければスポーツを断念しなければならない事もあります。早期ならスポーツを中止する事やフォームを改善することにより良好な経過が得れますが、進行すると保存療法では回復できなく手術が必要になります。手術しても復帰できるかどうかは経過をみないと判断できません。早期発見にはエコーが有効です。レントゲンではある程度進行しないと反映されません。
腕を酷使するスポーツ競技をする若年者に多く見られる肘関節の骨軟骨障害です。野球のピッチャーに多く、投球動作の繰り返しで関節が傷み、安静にすると症状が軽快するため、すぐにスポーツを再開するため進行しやすくなります。
症状
肘の後ろ外側に痛みを訴え炎症により、可動域の制限が出てきます。
急に強い痛みとともに肘が動かせなくなる(ロッキング)