
特徴
膝の外側が痛みます。膝を曲げる動作が多い競技に発症します。膝の大腿部の外側の骨の上で腸脛靭帯がこすれるため発症します。
スポーツでは特にランナーによく起こるオーバーユースでの疾患です。
症状
膝の外側からやや上方の部分に痛みを訴えます。スクワットや階段の上り下りで痛みが誘発されます。症状が軽いものは運動後に痛みが出ますが、強くなってくると運動中も痛みが出ます。患部に触って膝を曲げ伸ばしするとスナッピングといって腱がはじけるような感覚が伝わる場合もあります。
施術方法
股関節周囲の筋・筋膜が硬くなっています。
大腿筋膜張筋、大殿筋、中殿筋などのリリースを行います。
他に大腿四頭筋や腓骨筋、膝関節、足関節の必要に応じリリースを行います。
ひじり鍼灸整骨院では神経を介して筋・筋膜リリースを行う非常にソフトな整体方法です。
予防としては運動前と運動後には図のようにしっかりと、腸脛靭帯をストレッチすることです。
セルフケア
①ストレッチ:写真の様に大腿外側を伸ばします。
②安静:走って痛む場合は、なるべく筋肉を休ませます。
③温熱療法:入浴してしっかりと温めます。
④足底板:足のアライメントが悪い場合は、足底板を入れます。
*あくまでもセルフケアなので痛みが継続する場合は、お早めにご相談ください。