外反母趾

外反母趾を施術するうえで最も大切な事は足の指の使い方と歩き方です。では、自分の歩き方を毎日意識している人はいるでしょうか？ほとんどいてないと思われます。
では長年、正しくない歩き方をしていると体はどうなっていくでしょう？正しく使わない筋肉、関節は他の部分に負荷を与える事になります。それが痛みや関節の変形となって現れます。
外反母趾は先天的な場合もあります。その様な場合でも歩き方が正しく、痛みがなければ問題はありません。しかし歩き方が悪いと後に痛みが出現する事が考えられます。

外反母趾の施術について

施術としてはまず歩き方をチェックします。外反母趾の角度も計測します。
足の関節の動きが悪い箇所を診てその動きを取り戻し、弱ってしまった筋力をつけ正しい歩き方を身につけてもらいます。足指関節、足首関節など硬さがあり、動きが悪いと痛みが出ます。その硬さを取ってあげると痛みは軽減します。場合により補助的なものとして足底板（インソール）、テーピングを行います。
しかしこれらは、あくまでも補助的です。 想像してもらえばお分かりになると思いますが、インソールやテーピングを外すとどうなるでしょうか？元に戻ります。よって、正しい足の使い方、歩き方が習慣化しなければ改善しません。
今まで色々な外反母趾の装具やグッズを使用しても改善が見られない理由はそこにあります。
形状より痛みが出ない状態にする事が大切です。軽度の変形なら時間はかかりますが形状も良くなる場合はあります。
整形外科を受診された方はお分かりになると思いますが、レントゲンを撮り痛みに対しては湿布や痛み止めを処方され、場合により足底板（インソール）をするといったパターンがほとんどです。
ドクターは基本的に手術が必要な状態かどうかを中心に診ます。手術が必要でないと考えれば上記の施術になります。
歩き方を見たり、指導されるケースは少ないと思われます。
よって施術を受けていただくのはもちろん、指導させていただく運動も必ず行っていただかないと効果はありません。
最初の診察時に自宅でしていただくエクササイズグッズもお渡しいたします。
最初から自分自身で運動などはできないと思われる方は時間と費用が無駄になってしまいますのでご遠慮ください。
施術回数は運動や歩き方を覚えるためにも最低でも5回は必要です。

完全予約制

これが典型的な外反母趾なのですがほとんどの症例で横アーチ、縦アーチが崩れています。
横アーチが崩れると右の様な形状になり開張足となります。

縦アーチが崩れると右の様な形状となり偏平足となります。

アーチが崩れると後脛骨筋機能不全といって歩くと内くるぶしの下あたりに痛みが出たり、片足立ちができなかったりします。
この疾患だけでなく様々な疾患が現れます。足底にはタコやウオノメがほとんどの方に見られます。
痛みで歩き方がより悪くなり膝や腰周囲の痛みも伴う事もあります。
この様な状態になる前にしっかり歩き方を身につけ、足を良い状態にするように一緒に頑張っていきましょう。

自費料金について

基本的に保険施術は急性・亜急性の疾患での適応となります。
捻挫、挫傷、打撲、脱臼、骨折、スポーツ外傷などが対象となります。
明石市のひじり鍼灸整骨院はそれ以外での患者様がよくお困りとなるＯ脚、姿勢、外反母趾、冷え症、頭痛、便秘、アレルギーなどの自費施術もおこなっております。
疾患により、各種整体、温熱療法、鍼、ツボ刺激、ストレッチ、運動療法、筋力訓練、トリガーマッサージ、自律神経調整、食事指導などをおこない、人間が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出す施術をおこなっております。薬を使わない体にやさしい施術です。

自費料金表

金額はすべて税別です。
初診時には初診料1,050円が加算されます。また初回時よりチケット購入される場合、初診料は免除されます。