
特徴
20~40歳代に多いです。
野球やテニス等の腕を使うスポーツに多い疾患です。
力こぶを作る筋肉の腱の部分は、構造上絶えず肩の前の骨に接していて摩擦されている為、炎症が起きやすいです。五十肩といわれる中に、上腕二頭筋長頭腱炎が含まれている場合もあります。
症状
肩の前の痛みや上腕から前腕にかけての痛みが出現します。
重い物を持ったり、肘を体に付けて腕を外に開いた状態で痛みが出やすく、この筋肉が断裂すると力こぶが垂れ下がり、肘の近くに力こぶが移動します。完全に切れたとしても筋力の低下は30%未満なので手術するのは稀です。