特徴
転倒して肩を直接うち腱板(棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋)に傷がついたり切れたりします。加齢で自然に傷み切れる場合もあります。
肩のオーバーユースでも起こります。上腕骨と肩峰の間に腱板が挟まれて(インピンジメント)損傷します。
外傷よりも、断裂次期が分からず、徐々に発症することが多くあります。
五十肩といわれる中に、腱板の損傷を伴っているものもあります。
症状
肩の痛み、夜間痛、脱力感、引っ掛かり感がでて腕が挙げづらくなります。肩の前方を押さえると痛む場所があります。
安静時に痛んだり、肩に水が溜まる場合もあります。
動かすと「ジュクジュク」「ゴリゴリ」など音がする場合もあります。
加齢で徐々に断裂したものでは完全に腕が挙がらなくなる事は少ないです。
施術方法
エコーでどの程度の状況か肩を観察します。
程度にもよりますが、肩の痛みは施術を行うと軽減します。肩の可動域も広がります。
ひじり鍼灸整骨院では神経を介して筋・筋膜リリースを行う非常にソフトな整体方法です。
若い方で症状が強い場合は手術される場合もあります。高齢の方は手術をするのは稀です。
痛みを取るための施術から始め、徐々に経過を見ながら腱板訓練などを指導していきます。